Macを使い始めて10年〜LC630編その2〜 [Macを使い始めて]
前回より時間が空いてしまいましたが続きを書きたいと思います(^^;;
LC630を使ってDTVのまねごとを始めたのですが、ネックなのは圧縮のフォーマットでした。
PowerVideo630と言う拡張ボードを使っていましたがこれは今でいうモーションJPEGと言う
コーディックのデコード、エンコードをハードウェアで行う物でした。
なのでこのコーディックを使う分には処理がそこそこ早かったのですが、これで作成すると他の
マシンで見れない(このボードを搭載していないと)ので汎用フォーマットに圧縮する必要が
ありました。
この当時、CD-ROMのメディア等で動画の圧縮に使われていたのはシネパックと言う物です。
今でも残っていますが、ほとんど使われていないみたいですね。
PowerVideo630用に圧縮された物を汎用のシネパック形式に再圧縮するのですが、これが
とんでもなく時間のかかる物でした。
約5分の映像を再圧縮した事があるのですが、何と5日間かかりましたから(苦笑)
5日間、圧縮の為にマシンが使えないと言う状況です(^^;;;
たった5分の映像の為に5日間・・・今のマシンスペックからは想像出来ないでしょうけどね。
当時はこんな物だと諦めていたんですけどね(笑)
ちなみにその当時作成した物はMOに保存してありますが、ちゃんとMacOSX上でも再生出来ます。
このマシンについては他にも色々とあるのですが、それを書き出すときりがなくなりそうなので(^^;;
PM8500を購入(1996年)するまではメインマシンとして活躍してくれました。
本当は初めてのMacと言う事で手元に残しておきたかったのですが、何せ場所と言う問題もあり
手放してしまいました。
でも、Macの長所、短所を教えてくれたのがこのLC630でその時の経験が今でも役に立っています。
と、いうか逆に言うとパソコンのトラブルシューティングってそんなに昔と変わっていないと言う事
なんですが(笑)
さてとLC630に関してはこの辺にして、次回からはPB5300csに関する事を書きたいと思います。
このマシン関しては知っている方は知っていると思いますが、何かと色々ありましたからねえ(笑)
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